トビシマカンゾウの花が見頃、との情報を得たのでさっそく行って来ました。
この花の見頃にぜひ訪れてみたい大野亀。今回はトビシマカンゾウの一番見頃の時期についてと大野亀のちょっと変わった時間帯の訪問のレポートです。
大野亀について
佐渡を代表する観光名所である大野亀。
山にも見えますがその正体は一枚の大岩であり、太古の地殻変動の規模を見せつけてくれます。
なんかもう、日本じゃないみたい。
まず大野亀へのアクセス途中からもう違います。
なだらかな丘を縫うよう続く車道は車のCMに出て来そうな異国感です。
巨岩とはいえ表面には草が生えているので荒々しさはなく、遊歩道もありゆったりとした雰囲気です。とはいえ一周するとけっこう汗だくになります。
5月下旬から群生するトビシマカンゾウが見頃になるので観光客が多く訪れます。
トビシマカンゾウの最盛期について
もしトビシマカンゾウを見るために遠くから佐渡を訪れるのなら満開のいい時期に来て見たいですよね。
それはいつ頃かというと、年によって早かったり遅かったりするので一概には言えません。
桜と同じですね。
今回私は県内ニュースをたまたま観て今が見頃だと知ったので幸運でした。
これまではあまり見頃の情報をチェックすることはなく、6月に開催されるカンゾウ祭りに合わせて訪れていました。
カンゾウ祭りの際にも咲いていないことはありませんが、終わりかけということが結構ありました。
5月下旬から6月初旬が見頃になることが多いですが、確実に見たいのならツイッターやインスタグラムなどリアルタイムの情報をチェックして旅行計画を立てたほうがいいです。
ただ花が咲いていなくても大野亀の価値を損なうということはないです。
特に夏になると近くの二つ亀海水浴場が海開きするのでレジャーにも最適です。
夕方の時間帯に合わせて行って来ました
日中の大野亀は晴れの日なら空の青とカンゾウのオレンジの対比が映えて爽やかです。
大野亀へは何回か行ったことがありましたが、今回は趣向を変えて夕方の時間帯に行って来ました。
昼間とはかなり雰囲気が変わります。
夕方を逢魔時とはよく言ったもので、日の翳った大野亀は逆光になり神秘的な雰囲気でした。
観光客も比較的少なく、ちょっと違う大野亀の一面を見たい方にオススメです。
ただ街灯がなく急な階段もあるためあまり暗くなると足元が見えづらくなって危ないので時間帯には注意が必要です。
大野亀へのアクセスのオススメ
大野亀までの道中は佐渡特有の景色や集落を多く見ることができ、それらも一緒に楽しんで欲しいので自由のきく車での移動がおすすめです。
大野亀は港からかなり遠くにあり相川市街地からでも車で1時間半ほどかかります。
また道路は整備されていますが大野亀に近づくにつれて道路の狭い箇所が多くなり、対向車とすれ違いにくい箇所があります。
個人的には車をお勧めしますが、運転に自信がなければ路線バスが通っているのでそれを利用したり、観光バスを使うのも手だと思います。
運転が好きな方なら、相川(佐渡の西側)方面から大野亀へ行って1泊し、翌日両津(佐渡東側)方面へ出発して佐渡を半周するのも面白いと思います。