夏は毎週違う海水浴に遊びに行っています。
島暮らしの醍醐味です。
それくらい佐渡に住んでいると海が身近になります。
島内にはいくつか海水浴場がありそれぞれ特徴が違うので気分に合わせて遊ぶところが選べます。
今回はその中の二ツ亀海水浴場をピックアップしてレビューを書きたいと思います。
二ツ亀海水浴場とは
アクセス★☆☆
水の透明度★★★
利便性★★☆
人の多さ★☆☆
佐渡の観光スポットとしても有名な二ツ亀。なんと海水浴もできます。
見どころはやはり唯一無二の景色。
左右に打ち寄せる波、そして目の前には巨大な二ツ亀。
近づくほどにその巨大さに圧倒されます。
日本全国各所にある名勝地、大体は見物するだけですが二ツ亀では泳げます。
佐渡最北端にあるので港からだとけっこう遠いですがこれのだめだけに佐渡に来ても大満足な場所です。
遊泳期間が決まっています。必ず守るようにしてください。
施設(2023年時点)
・駐車場(無料)
・自動販売機(自販機は駐車場内に設置されています。)
遊泳期間中
・ライフセーバー
・浮き輪の貸し出し(有料)
・更衣室(男女別・無料)
・シャワー(男女別・有料)
浮き輪、更衣室、シャワーは駐車場から海への階段を下りきったところにあります。
二ツ亀海水浴場の魅力
海までのアプローチが最高
駐車場から海までは階段で降りていきます。
強い日差しを遮る木々、足元に揺れる木漏れ日。
絵にかいたようなリゾート地じゃないですか。
楽しいバカンスの始まりにふさわしいアプローチです。
緑のトンネルを抜けると視界が開けます。
二ツ亀の雄大な景色が目の前に現れます。
崖の中腹くらいから眺められるので空中に浮いているような爽快な気分です。
大自然の中で遊べる
二ツ亀海水浴場はとにかくスケールが雄大です。
海岸に立っていながら360度海が見えるという不思議な景色に、近づけど近づけどなかなかたどり着けないくらいでかい二ツ亀の巨石。
自分が小人になってしまったように感じます。
テイストの違う2つの海を楽しめる
二ツ亀を正面にゆるやかに海岸線が延び左右に波が打ち寄せます。
左側の海は比較的波がおだやかで海藻が揺れています。
遠くには大野亀が臨めます。
波を怖がる小さなお子さんにはちょうどいいかもしれません。
右側の海には心地よく波が寄せています。
私が遊びに行ったときはこちらの方で遊んでいる人が多かったです。
足元を魚が泳いでいるのが見える
佐渡の海水浴のなかでも水の透明度の高い海です。
小さな魚がちらちらと足の間を泳いでいるのを見ると癒されます。
ホテルとキャンプ場が隣接している
宿泊していれば時間を気にせず思う存分海で遊べます。
まさにリゾート。
大自然を心置きなく楽しむならキャンプ、おいしい海の幸とお風呂を楽しむならホテルです。
二ツ亀海水浴場の注意点
遊泳範囲内でも深くなっているところがある
海である以上仕方のないことです。
思わぬところで深みにはまることがあります。
子どもは言わずもがな、大人でも不安ならライフガードを付けて対策してください。
海まで長い階段を下りていかなければならない
短所は長所の裏返し。
先ほど述べた緑のアプローチのことですが、階段は急でしかも長いです。
手すりもありません。
小さなお子さんや足の悪い方は要注意です。
行きは高揚感で気づきにくいですが、帰りの疲れた体には絶望的な急勾配です。
途中息をついている大人の多いこと。
おそらく片道5分ほどかかります。
駐車場と海の間にこの階段があるので下りてから忘れ物に気づくとけっこう大変です。
飲食の施設がない
二ツ亀海水浴場には海の家はありません。
飲食も提供していないです。
隣接しているホテルには売店が入っていますが宿泊者しか利用できないようです。(私が行った時には宿泊している人以外は入館しないでと張り紙がありました)
大野亀ロッジで飲食ができますが二ツ亀からは車少し離れているのでお弁当を持っていくと楽だと思います。
飲み物は自販機が駐車場にありますが混雑しているとすぐに売り切れてしまうのでこちらも持って行ったほうが安心です。
オタクも開放的に泳げる懐がある
佐渡の海水浴場はすいているところが多いです。
観光を推していきたい佐渡なのでこれが良いのか悪いのかは判断いたしかねるところなのですが、水着なんて授業以外でほぼ着てこなかった私のようなオタクでも気兼ねすることなく泳げます。
最後になりますが海水浴で出たゴミは必ず持ち帰りましょう!
佐渡の海に限りません!
ゴミがなければどこの海だってきれいなのです!