5月に入ると田んぼや道路の脇にかわいい白い花が咲きこぼれます。
その景色は外国感溢れてここはアボンリー(赤毛のアンの住む村)なのか!?などうっかり感動してしまったのですが、それもそのはず。どうも外来種らしいのです。
その名はフランスギク
見た目はマーガレットやノースポールのような、まさに絵に描いたような花です。
どこにでも咲いていますが田んぼでよく見かけるような気がします。
もともと寒い地域の花らしく佐渡の気候は住み良いようでこの時期たくさん咲いています。
されど外来植物
外来植物とは人間の手によって持ち込まれた本来その土地のものでない植物のことです。
大きな問題となるのが生態系を壊す可能性です。
わかりやすい例を外来植物のセイタカアワダチソウに取ると、この草は本州では見ない場所はないくらい秋になるとよく見ます。
根から化学物質を出し他の植物の成長を阻みます。
そのため元から日本にいるススキなどが競合に負け植生する土地を追われます。
このように在来種に取って代わってしまう可能性があるので注意が必要なのです。
フランスギクもかなり景気良く咲いているので拡がりやすいのではないでしょうか。
何かほかの植物と競合しているかどうかは分かりません。
悔しいけどきれい
きれいなんです…。
初めて見た時は感動してしまったんです。
外来動植物は貨物にくっついていたりと不可抗力もあるようですが、ちゃんと棲み分けができるといいですね。
生き物は最後まで責任を持ちましょう!